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ブロック塀内部探査

ブロック塀内部探査

コンクリート塀の鉄筋の被り、水浸透等の点検調査が可能になり
コンクリートブロック塀の鉄筋位置や長さ、モルタルの充填、空洞確認などの点検にご利用いただけます。

ブロック塀は、下記の図に示すように3つ並んだ黒の反射(空気層)が現われるのが特徴です。

ブロックの接合部はモルタルが充填され、黒の反射波形は現れません。
モルタル充填部に見られる白の反射は、鉄筋の山形波形です。
比誘電率の異なる組あわせ(コンクリート、鉄筋、空気)でも明確に判別することができます。

ブロック塀の探査例

  • 青曲線:ブロックの穴に反射している。空気の比誘電率は1のため、上黒色・下白色で表示。
  • 黄曲線:ブロックの接合部(モルタル充填、縦筋)鉄筋の比誘電率は∞のため、上白色・下黒色で表示。
  • 緑点線:ブロック塀の厚み。
  • 赤丸点線:ブロック塀の厚み。空気の比誘電率は1のため、上黒色・下白色で表示。
  • 黄丸点線:上部に鉄筋(縦筋)があるため、厚みの反射(赤丸点線と比較)が弱くなっている。

ブロック塀内に空洞がある場合

  • コンクリートブロックの超音波調査により、コンクリートブロックの痛み具合、内部の空洞部分、鉄筋の位置等が調査可能になり、コンクリートブロックの補修工事の診断に役立ちます。
  • コンクリートの劣化等の調査も可能になります。

ブロック塀の点検のチェックポイント

ブロック塀について、次の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば危険なので改善しなければなりません。まず、外観で1~5をチェックし、ひとつでも不適合がある場合や分からないことがあれば、専門家に相談しましょう。

  1. 塀は高すぎないか
    塀の高さは地盤から2.2m以下か
  2. 塀の厚さは十分か
    塀の厚さは10cm以上か(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
  3. 控え壁はあるか(塀の高さが1.2m超の場合)
    塀の高さが1.2m超の場合、塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5倍以上突出した控え壁があるか
  4. 基礎があるか
    コンクリートの基礎があるか
  5. 塀は健全か
    塀に傾き、ひび割れはないか
  6. 塀に鉄筋は入っているか
    【専門家に相談しましょう】
    塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも、80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。また、塀の高さが1.2m超の場合、基礎の根入れ深さは30cm以上か

(2018年6月21日国土交通省「通知(平成30年国住指第1130号)」参照)

上記の点検チェックポイント1~6の項目も調査の対象となります。

コンクリートの内部探査動画

TEL 011-694-2071

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